【シンカンセンスゴクカタイアイス】新幹線車内販売のアイスを食べる【バースデイ四国豪遊(3)】
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【まもなく引退】東海道新幹線700系「のぞみ」乗車記【バースデイ四国豪遊(2)】
東海道新幹線の旅のお供として名高い車内販売のアイス、通称シンカンセンスゴクカタイアイス。コーヒーフレッシュで有名な「スジャータ」ブランドを擁する名古屋製酪が開発した新幹線専用アイス*1ですが、その特徴はなんといつてもその乳脂肪分の高さ。一般に高いほどミルクの味が濃厚で深いコクが楽しめると言われていますが、「Mow」「ピノ」「パルム」*2といった主要なアイスクリームが軒並み(“アイスクリーム”と表示できる最低水準の)8.0%なのに対し、「シンカンセンスゴクカタイアイス」は15.5%と圧倒的高さを誇っています。あの「ハーゲンダッツ(バニラ)」でさえ15.0%なので、その強みがよく分かりますね。乳脂肪分が高く濃厚な分、アイスが固くなってしまうようです。
ちなみに正式には「スジャータ スーパープレミアムアイスクリーム」という名前らしいです。どこにも書いてませんけど。
今回乗車したのは、引退の迫る“700系のぞみ”。こだまには車内販売はないので、700系の車内でアイスを買えることはなかなかありません。この日は品川からおよそ40分、富士川を越えたところでやっと車内販売が回ってきたので、定番のバニラ味を購入。降りる迄に食べられないというクレームを受け少し溶かした状態で提供されるという噂を聞いたことがありますが、今回も無事に(?)安定の固さで購入できました。そして驚いたのは、なんとこのアイス、レジ袋付きになったということです。勿論ゴミ袋としての意味もあるのでしょうが、”袋を付けて持ち帰り易くする”という斜め上を行くクレーム対応がなされていて意外でした。
銀フタが何となく高級感を醸し出す。
買ってすぐに開けてみましたが、スプーンさえ簡単には刺さりません。これ以上力を入れるとスプーンの方が折れてしまいそう*3なのでやめておきました。
定番カットです(笑)。購入から10分が経ち、静岡を過ぎる頃にはやっと少し柔らかくなり、スプーンが刺さるようになりました。とはいえまだまだ固いので、端っこを少しだけ削っただけで再び放置。いつも固いまま無理矢理食べているので、今日は柔らかくなった状態で味わいたいのです。
更に15分程経ち浜松を通過する頃になると、流石に食べごろになりました。柔らかくなったアイスを満喫し終わった頃には、新幹線は既に100km以上移動して愛知県に差し掛かってしまっていました…
なお、付属のレジ袋はゴミ袋としてありがたく使わせて頂きました。確かにあると便利ですね。
車内のほか東京駅の売店でも取り扱っているらしいので、すぐ新幹線降りるけどどうしてもアイス食べたい!という方は、予め売店で買って手で暖めながら乗ると良いでしょう。
どうしても食べたくなったらお取り寄せもできるそうです
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