【手書きのきっぷ】分倍河原駅で補充券を買ってみた【バースデイ四国豪遊(1)】
四国への出発に先立つこと6日前、まずは渋谷から京王線を乗り継いで分倍河原駅にやって参りました。
渋谷10:44→明大前10:50
京王井の頭線[急行]吉祥寺行き(京王1000系)
明大前10:54→分倍河原11:13
京王線[準特急]高尾山口行き(京王7000系)
<画像>明大前から乗ってきたのはラグビーW杯のラッピング車両でした。
別に分倍河原の街に用があったわけではなく、四国までの乗車券を購入するためにここまでやってきました。しかし単に乗車券を買うだけであれば、わざわざ片道30分もかけずとも渋谷の窓口で買えば済む話です。それでは何故来たかといえば(もうタイトルで種明かし済みですが)、いまや都内唯一となった補充往復券を購入するためです!
分倍河原駅は京王とJRの共同使用駅ですが、全ての業務を京王の社員が行っています。JRの券売機は緑色の近距離用しか設置されてないため、片道101kmを超える乗車券は買えません。それをカバーするため、京王の定期券窓口で遠距離乗車券を取り扱っていますが、何故かマルスのようなJR用の端末は無いため全ての乗車券は手書きの補充券で発券されます。もしかしたらスペースが無さ過ぎてマルスやMVが置けないのかもしれませんが、真の理由は不明です。
追記(2019/4/11):4月12日で定期券売り場は閉鎖されますが、JR券の販売は継続されるようです。
この画像の左側が京王・JRの改札口で、右側に人が並んでいる定期券窓口です発売しています。私が着いた時は誰も並んでませんでしたが、時折混み合うこともあるようです。
あくまでもここは京王の定期券窓口なので、発売できるきっぷにはかなり厳しい条件が課せられています。この掲示を見ると一体何が買えるんだと思ってしまいますが、二段目には「当駅以外からご乗車になる乗車券・回数券」とありますから、ICカードが無いと改札に入れないといった事態は起きません。ご安心下さい(笑)
発売の手順
窓口で学割証明を提出して「JRの乗車券をお願いします」と伝えると、京王の係員は(ふつうは)速やかかつ快く応じて下さいます。はじめに備え付けのPCで運賃を計算し、補充券の束を出して必要事項を埋め、最後にどこかの駅に電話で運賃を確認して発券に至りました。この間僅か10分程で、発券の手順を考えると極めて迅速な発売でした。ありがとうございました。
注意事項
- 分倍河原発、当日から有効の乗車券のみ
- 連続券・連絡券は不可(回数券は一部区間のみ可能のようだが詳細不明)
- 手作業で計算するため発券には時間がかかる(こともある)
- もちろん自動改札は通らない
- 支払いは現金のみ
- 窓口の本来の業務に差し障るような無理な依頼は控える(細かいJRの特例等の運用を京王の駅員に求めるのは酷でしょう)
これらの注意事項を守って補充券の旅を楽しみましょう!
分倍河原からは立川・新宿で途中下車して一旦帰宅しました。本当の旅立ちはまだ少し先のことです。
分倍河原11:30→立川11:41
南武線[各停]立川行き(E233系)
立川11:44(+4m)→新宿12:23(+3m)
中央線[快速]東京行き(E233系)
ご覧下さいましてありがとうございました。
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