【ANAプレミアムクラス】当日アップグレードのコスパ最強路線はどこ?全路線の時間単価を比べてみた
ANAに乗るとほとんど必ず付いてる「プレミアムクラス」。皆一度は目にしたことがありながら、実際に乗ったことのある方は多くはないでしょう。そこで、「お試し」するならどの路線がお得なのか比較してみました。私も早く乗りたい…
注意
プレミアム課金には中毒性があります。使用上の注意をよく読み、用法・用量を守ってご使用ください。
比較のルール
- 2020年夏ダイヤ基準
- プレミアムクラスの無い路線は除外
- ラウンジのある空港から出発するフライトに限定(一部低単価路線は参考として計上)
- 1区間で最も所要時間の長いフライトを選定
- 前日までのアップグレード料金を適用
- 普通席運賃・PP単価等他のファクターは無視
コスパ上位路線は?
1位:那覇→新石垣(3000円/65分)
1位は沖縄県内路線でした!1分あたり46.2円となります。
本土の短距離便より時間がかかるのに3000円という安さで、かつ時間帯を選べば夕食も楽しめます。4社競合のこの区間はSuper Valueも激安なのでお勧めです。
なお、同じ県内便でも宮古行きはほとんど所要時間は同じなのに食事は無く茶菓のみのサービスとなるので要注意です。
2位:那覇→新潟(7000円/150分)
またしても沖縄路線。那覇空港ではラウンジは使えますが、残念ながら軽食の時間帯にしか飛んでません。新潟行きは7000円なのに距離も需要も客層も大して変わらなさそうな仙台行きは14000円もするのは不思議です。
3位:那覇→静岡(7000円/135分)
またs(ry。注意点も同じです。これだけ那覇発着便があればラウンジが混雑するのも納得ですね。静岡〜新千歳と乗り継ぐと人気の那覇〜新千歳直行便の代わりになり、安くで2食楽しめます。
沖縄以外1位:小松→新千歳(5000円/95分)
両空港にラウンジがある路線としてはコスパ最上位にあたります。近い路線では新千歳→富山も同じくらいのコスパですが、軽食の時間帯になってしまいます。
東京発着1位:羽田→稚内(7000円/110分)
割高な路線が並ぶ羽田発着の中では日本最北を目指す路線がコスパ1位となりました。需要の波の激しい路線ですが、やはり観光客はあまりアップグレードしたがらないのでしょうか。普通席のSuper ValueとプレミアムのSuper Valueの差額も小さい傾向にあり、2日前のアップグレード日までハラハラすることなく確約しやすい路線でもあります。
大阪発着1位:伊丹→松山(3000円/55分)
かなりの短距離路線ながらちゃんと食事が提供されます。伊丹ではプレミアムチェックインとラウンジも使うことができ、なかなかのお得路線と言えます。なお、さらに短い高知行きでは食事は省略されます。
ホットミール提供路線1位:福岡→那覇(7000円/110分)
近頃主要6空港間を結ぶ路線ではお弁当スタイルからきちんとした器に盛られた暖かい料理にレベルアップしているようです。どの路線も割高ですが、その中でも福岡〜那覇線は比較的高コスパです。他にも日本最長の新千歳〜那覇線も時間単価は低めですが、なかなか取れません。
シャンパン提供路線1位:羽田→那覇(14000円/175分)
機内でシャンパンを頂けるのは羽田発着の主要4路線のみで、必然的に高くついてしまいます。その中でも伊丹・福岡・新千歳便はコスパは相当悪い部類に入りますが、那覇便は割とマシです。あれだけキャンセル待ちが殺到するのも納得です。
ラウンジなし1位:新潟→那覇(7000円/180分)
2位の逆便となり、気流に逆行する分時間単価は38.9円と最も安価となります。新潟では出発前にラウンジが使えない代わりに昼食時間帯となり食事が充実します。ラウンジに価値を見出せない方にはこれが最強です。
ワースト:新千歳→羽田(14000円/100分)
主要路線だけあって相当高いですが、その分専用検査場からホットミール、シャンパンまで余すところなく味わえて、かつ伊丹便ほど慌ただしくはありません。繁忙期の空港の混雑を見ればガラガラの専用検査場が使えるのは価値があります。
高コスパ路線の傾向
まずは地方路線が大原則で、特に沖縄・北海道発着がお得です。またプラス3000円で済む路線は全般に時間単価が低い傾向がありますが、茶菓のみの提供となるなどサービスが簡素化されている路線もあり要注意です。